豆知識

焼香のしかた

以外と戸惑ってしまう焼香のしかた。
仏式のお葬式に欠かせないものは焼香ですが、いざ行うとなると「順番は?礼の回数は??もち方は???」といろいろと戸惑ってしますものです。宗派によって多少異なる場合がありますので事前のご確認は必要ですが一般的なものをご紹介いたします。

■順番について

一般的には
  1. 喪主(葬儀委員長)
  2. 故人の配偶者
  3. 喪主の配偶者
  4. 喪主の配偶者
  5. 姓のかわらない子ども
  6. 姓のかわった子ども
  7. 故人の父母
  8. 故人の配偶者の父母
  9. 故人の孫
  10. 故人の兄弟姉妹
  11. 故人の配偶者の兄弟姉妹
  12. 故人の伯父、伯母
  13. 故人の配偶者の伯父、伯母
  14. 故人の甥、姪
  15. 故人の配偶者の甥、姪
  16. 会社その他の関係者
の順で焼香します。

焼香のときに迷わないよう、焼香の順にご着席ください。
(順番がわからない場合はご案内しますので私どもにご相談ください。)

■立礼焼香

一般的なのが抹香(沈香などを砕いたもの)を立って故人に手向ける立礼焼香です。

  1. 焼香台の少し前まで進み、ご遺族と僧侶に一礼をして焼香台の前に立ちます。
  2. 故人の遺影を仰いで一礼し、合掌。数珠を左手にかけます。
  3. 抹香を右手の親指、人差し指、中指で軽くつまみ目の高さまで手を返さずにささげます。
    ※浄土真宗の場合はささげずに焼香します。
  4. 抹香を香炉の中に静かに落とします。このときの回数は宗派によって1~3回と異なりますが、参列者が多い場合1回だけくべる場合もあります。
  5. 故人の遺影に合掌、一礼し後方に少し下がりご遺族に一礼して席に戻ります。

立礼焼香のほかにも座礼焼香、回し焼香がございますが、作法が大きく変わることはございません。

焼香は決まりこそありますがその意味は「故人を想う気持ち」「無事に浄土へと旅立てるようにとの祈り」です。
マナーに不安があればご自分の宗派のやり方、周囲の方の行いを見てまねてください。 一番大切なのは「気持ち」です。

献花のしかた

教会での葬儀、無宗教の葬儀の場合は献花を行います。

  1. 祭壇に進み、花の部分が右になるように受け取ります。
  2. 胸の高さにささげ、遺影に向かって一礼。
  3. 献花台の前で一度茎を自分に向け、次に茎を献花台に向けて両手で供えます。
    献花の仕方
  4. 姿勢を正して一礼し、黙祷します。
  5. ご遺族の方に一礼して席に戻ります。

焼香と違い、献花とは「故人との別れ」をするために添える花のことです。
動作は難しくありませんが、気持ちをこめて行いましょう。

玉串奉奠(たまぐしほうてん)のしかた

ご葬儀が神式の場合は玉串奉奠が焼香にあたります。
榊の枝に四手という神を付けた玉串を供える儀式です。
儀式の前には「手水の儀」があり、ひしゃくの水で左手、右手、口の順で身を清めてから行います。

  1. 神官に一礼して玉串を受け取り、神前に進んで目礼します。このとき右手は枝を上から持ち、左手は葉を下から支え胸の高さに持ちます。
  2. 玉串案という台の前に進み、枝元を自分の方に向けたあと一礼し枝元を神前に向けます。手元は左手が上から枝を持ち、右手で下から葉先を支えます。
    玉串奉奠(たまぐしほうてん)のしかた
  3. 玉串案に供えた後2、3歩下がって2礼します。
  4. しのび手(音を立てない拍手)を2回打ち、丁寧に1礼。
  5. 2、3歩下がって神官、ご遺族に礼をして席に戻ります。

香典の目安

香典の目安をご紹介します。ご参考にして下さい。

送り先 送り主
最多回答 年代別
20代 30代 40代 50代以上
全 体 5,000円 3.000円 3.000円 5,000円 5,000円
夫の上司 10,000円 10,000円 10,000円
夫の同僚 5,000円 3.000円 5,000円 5,000円
夫の部下 10,000 10,000
夫の勤務先の
社員家族
5,000円 3.000円 3.000円 5,000円 5,000円
祖父母 10,000円 10,000円 10,000円
両 親 50,000円 50,000円 100,000円 50,000円
兄弟/姉妹 50,000円 50,000円 50,000円
おじ/おば 10,000
その他の親類 10,000
友人/知人 5,000円 5,000円 5,000円~
10,000
5,000円 5,000円
隣 人 3.000円
お世話になった人 5,000円 5,000円 3.000円 5,000円 10,000

注1)※はサンプル数が少ないため集計していません。
注2)上記表は、目安であって、あくまでお包みされるお方の「志」「お気持ち」で判断して下さい。

葬儀費用について

人に聞けない葬儀の費用はこうなっています。

通常、葬儀費用は葬儀社に支払った額と思いがちですが、一般に下記項目の合計がそれに当たります。

  1. 葬儀関係一切にかかった費用(祭壇・粗供養品など)で、つまり葬儀社に支払った費用
  2. 僧侶、神官、牧師、司祭にお包みしたお布施・お礼などの費用と心付け(霊柩車の運転手など)の費用
  3. 通夜から接待に使われた飲食接待費用

葬儀費用は、故人の社会的立場とか予想される参列者の人数、経済状態、故人の遺志、残されたご遺族、ご親族様の考え等々によって、おのずと違ってきます。 そして、葬儀費用(初七日や49日法要などの各法要や香典返しなどにかかわった費用は除く)は、ほとんど香典の範囲内ですませることが理想ですが、これも故人の社会的な地位や経済状態によって異なります。 もっとも大切なことは心のこもったご葬儀を執り行うことにありますから。、納得のいくよう葬儀社とご相談されることが大切だと思います。 また、葬儀費用について詳しくお知りになりたいお方は、当社にご連絡いただければ、ご相談に随時応じており見積書も発行いたします。

通夜の時間

広島の場合、通常午前中に亡くなられた場合、その日の夕方が通夜となります。 東京などでは、火葬場の関係で、亡くなられて2~3日後が通夜となります。

遺影写真の選択

探そうと思ってもなかなか見つからないものです。
できるだけ最近のもので正面を向いているもので、ピントが合っていて人物が大きいのが望ましいです。
集合で写っているものでも構いません。

■カラーとモノクロ写真の違い

カラー
・見栄えが良い
・価格が高い
・退色が早い
白黒
・カラーより見劣りする
・価格が安い
・長持ちする

■写真の着せ替え

通常の着せ替え
通常の着せ替えは、お預かりしたお写真のお顔と、弊社の既定の洋服・着物との合成になります。
別の写真との合成
故人のお気に入りの服装などがございましたら、故人のお顔の写真と服装の部分の写真を合成いたします。
2枚の別のお写真をご用意していただきます。
※ポーズなどによって合成が難しい場合もございますのでご了承ください。

喪主の順番

基本的には、配偶者、長男、次男、長女の夫などの順番ですが、家族で決めてよろしいです。
喪主は配偶者がして、あいさつは長男がするというケースもあります。

受付者を決める

通夜、葬儀に受付される方を決めます。
通常、近所の方、勤務先の方ですが、最近は家族葬の場合、身内の方がされることもあります。
どうしても受付をされる方がいない場合は、有料ですが受付代行業者が代行しますので弊社にご相談ください。
集合で写っているものでも構いません。

死亡届け

死亡届を提出する市区町村役所
・故人の本籍地
・届出人の現住所
・死亡場所

ほとんど葬儀社が代行してくれます。死亡診断書と死亡届が一緒になっているので、死亡届の欄に故人の住所、本籍地、筆頭者などと届出人の住所、名前、生年月日などを記入します。
届けを出すと、住民票、戸籍から故人名は抹消されます。
届けを出して金融機関の故人の口座が凍結されるということはありません。

事前相談

昨今は「もしも…」になってあわてないために、事前に相談される方が多くなりました。
もしもの際、短時間でさまざまな項目(祭壇・通夜菓子の数・会葬品の数・弁当の数・タクシーの台数など)を決めるのは、お身内を亡くされた時点では、客観的に考えるのは大変難しいことです。
事前に相談していただいていると、ゆっくりと決めることができます。

会場比較

会場 自宅 集会所 寺院 葬儀会館
収容人数 限られている 50~100人 50~100人 人数に応じて会場選択可能
駐車場 近くに空き地があれば借りる 近くに空き地があれば借りる 少しはある ある程度確保されている
交通の便 場所による 場所による 場所による 比較的良い
葬儀価格 経済的 比較的経済的 寺の飾りを使えば経済的 内容にもよりますが少し高くなる
使用料金
(2日間)
かからない 1~3万円 10~20万円 5~15万円

※この内容はあくまで目安です。

湯灌と清拭

■湯灌

昔の湯灌は、自宅で亡くなられることが多かったので、身内がたらいに湯を張って死者の体を拭いていたものです。
現代版の湯灌は、葬儀社に頼めば、湯灌業者がきてくれて約1時間30分で7~8万円です。
内容は、簡易の浴槽を準備して死者の体を洗い、洗髪、爪切り、男性なら髭そり、女性なら薄化粧をします。
映画「おくりびと」の納棺師と仕事の内容は似ていますが、基本的には違います。
湯灌場所は、自宅、寺、集会所、葬儀会館など問わず、マンションでも対応できます。

■清拭

病院、老人ホームで亡くなられたら、看護師が遺体を綺麗に拭いて、鼻の穴などに詰め物をしてくれます。自宅で亡くなられた場合でも、かかりつけの病院の看護師、訪問看護ステーションの方などがしてくれる場合もあります。