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一人の女性

玉屋ブログ

会社のメンバーが減り心もとない中・・出発です。
兎に角、先方の指示通り国道だけを走りながら込み合った道を進んで行きました。
本当に車が動かず、被災で放置された車やガス欠の車を避けながらゆっくりと進んで行きました。
途中、休憩のため車を止めてコンビニに立ち寄りました。
喫煙所で、一人の女性が話しかけてきました。
女性「広島からですか?」
僕「そうです。」
女性「お仕事ですか?」
僕「そうです、***の被災地に行きます。奥様は地元ですか?」
女性「私は福島県に行きます。生まれ故郷に母が一人いて、このたびの地震で被災して避難所で生活を余儀なくしていると連絡が入り、東京へ連れて帰ろうと思います。」
僕「大変ですね、お母様ご無事で何よりです」
女性「ありがとうございます。」
僕「まだまだ、先は長いのでお互い油断せずに行きましょう」
女性「ありがとう、本当に気をつけてくださいね」
などと、本当に被災者のご家族とのお話にみんな、今から何があるかわからないと
武者震いがおきました。
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