誕生日プレゼントのお話。
昨日は俺の二十歳の誕生日だった。
親父から大切な物があるからと取りに来なさいと言う手紙があったので二十歳の記念に何かくれるんかなと思い実家に久々に帰ってきた。
通いなれた道を歩きながらふと思い出すお母さんの顔…
よく幼い時この道を歌を歌いながら通ったなぁみたいな感じで実家に着くなり俺は大切な物って
何??何をくれる??くれ!!
と餓鬼のようにはしゃいでいた。
親父は真剣なまなざして黄色にきばんだ手紙を俺に渡した。
10年前死んだお母さんからの手紙だった…
この手紙を読んでるってことは貴方は無事に二十歳になれたんだね。
まずは二十歳おめでとう、いろいろ迷惑かけたと思う。
寂しい思いもかけたと思う
本当にごめんねお母さんは貴方ことを見守ってやれなかったよ。
天国が本当にあるなら天国からずっとずっと見守ってるね。
貴方の卒業式見たかったよ見れなくてごめんね
こんな母親で本当にごめんなさい
二十歳の立派になった姿見たかったです
また、生まれかわったらまたお母さんの子に生まれてきて下さい。
今度はずっと見守っていたい 字が汚くてごめんね
最後に…
の所で手紙は終わりました。
何が書きたかったのか・・何時か分かる日が来ると思う
お母さんは俺の誇りです
最高の誕生日プレゼントでした。