お父さん、お母さん のお話。
もうすぐ私は23歳になります。
本当なら、今ごろは社会人一年目を終えようとしている頃なのに、今の私は、仕事を辞め
て、またお父さんとお母さんに助けてもらっています。
心配をかけています。
こんなことになっちゃってごめんね。
はやく自立できなくてごめんね。
二人とももういい年なのに、私の為にやりくりさせてしまって、本当にごめんね。
私は今、就職活動中です。
私はお母さんとお父さんの愛情を今ものすごく感じています。
今まで、そして今この瞬間もどれだけの愛情を受けているのでしょう。
こころから感謝しています。
私が仕事で悩んでいたら、電話で話を聞いてくれた。
私が仕事で交通通事故を起こした時は、怒らずに力になってくれた。
私が泣いて電話しても泣き止むまで話を聞いてくれた。
私が会社をやめたいと言ったときも私のことを一番に考えてくれた。
どんなに大変でも、いつだって二人は私に笑顔で接してくれた。
どんなわがままを言っても、融通を利かしてくれた。
どんな夢を語っても、いつだって応援してくれた。
私がどんなに気弱になっても、あなたならできると信じてくれた。
どんなに頼っても、嫌な顔一つせずに受け入れてくれた。
どんなに離れていても、いつだって気にかけてくれた。
時には厳しい事を言ってくれた。
けど、一度だって手を挙げて怒るような事はなかった。
力任せに感情をぶつけることなく、いつも向き合ってくれた。
どんな言葉の裏にも、二人の大きな愛情を感じられた。
お父さんのようになりたい。
お母さんのようになりたい。
いつだって立派に働いている二人。
いつだって尊敬できる二人。
昔、お母さんが自分の誕生日に言ったよね。
誕生日っていうのは自分が生まれた日であると同時に、生んでくれたお母さんに感謝する
日なんだよ。
お母さんが一番頑張った日なんだよって。
当時小さかった私は、あまりぴんと来なかったけれど、あの時、おばあちゃんに感謝していた
お母さんの事が、今は強くこころに浮かんできます。
今度の誕生日には、お母さんとお父さんにありがとうと伝えよう。
生んでくれてありがとう。
育ててくれてありがとう。
そして春までにはなんとか就職して、いつも忙しく働いている二人に、なにかプレゼントをしてあげたいんだ。
待っててください、
お父さん、お母さん。