ごめんね。。。のお話。
大好きだったひいおばあちゃんが俺が小5の時に死んでしまった。
そのときはまだこどもだったこともあり泣いたりはしなかった。
俺はひいおばあちゃんが大好きで、小さい時は一緒に散歩にいったり、狭いベッドで一緒に寝たりしていた。
親戚みんなで旅行に出掛けたときは、家族ほとんどが電車で行ってたが、俺はひいおばあちゃんと車で一緒に行った。
それからひいおばあちゃんは足が悪くてほとんど外へ出なくなってしまっていた。
家にずっと居たひいおばあちゃんは俺が遊びや習い事から帰ってくると
「お腹空いてる?」
など聞いてきてくれたが、その時は小さかったからかシカトしてしまった。
それに、何をいったかは忘れたけれど、泣かしてしまったこともあった。
そんなことがあったがひいおばあちゃんはある日倒れて、入院していた病院で死んでしまった。
ひいおばあちゃんの遺体が家に運ばれて来て、お通夜の日まで家にいたのだけど、俺は夜一緒の部屋で寝た。
怖いとか全然なかった。
特になにか考えていたわけじゃないのに一緒の部屋で寝た。
ひいおばあちゃんが死んでからもう9年が経とうとしている。
ひいおばあちゃんが死んでからお母さんが
「○○(俺)はいつもなにか食べてるときに“おばあちゃん食べる?”って言ってくれるのが嬉しかった。って言ってた。」
と言う。
それを聞くとすごく悲しくなる。
あんなに悪いこと言ったりしたのに、そういうのを聞くと悲しくなる。
1番後悔しているのは、ひいおばあちゃんが倒れて、入院していたのにお見舞いに行かなかったこと。
あれが最後だったんだと思うと本当に後悔してる。
今俺は20歳。
もう少しで成人式。 小学校を卒業し、中学を卒業し、高校を卒業した。
全部見てほしかった。
全部見せたかった。
いろいろ迷惑かけてごめんね。
お見舞い行かなくてごめんね。