ドラクエ3のお話。
小学生のころドラクエの発売日に長蛇の列に並んだことを思い出したよ。
列にならんで数時間後、俺の順番が来てものすごくホッとしたのに店員がドラクウ単品では打ってくれず、
クソゲー(面白くないゲーム)とセットでしか売らないとぬかす月数百円の小使いを一年近くためて
ギリギリでドラクエが買えるだけの額を準備した当時の俺の財布の中にファミコンカセット二つ分の金は入っておらず、
おれはその場で号泣したよ
そしたら、俺の後ろに並んでいた知らない兄ちゃんが
「実は俺はそのクソゲーが目当てで列にならんだんだ。俺と君で金を半分づつ出しあって買おうぜ。
俺はクソゲーをもらうから、キミはドラクエを持って帰れ」と言う
当時はバカだったから、
「ちょうどクソゲーを目当てで並んだ人がいて、ラッキー!」とおもったが
自分が成長して思い出すと、
列に並んだのにクソゲーしか買わずに
帰った兄ちゃんの偉大さに目頭が熱くなるよ。