199ドルのタブレット!
米グーグルは開催中の開発者向けイベントで、価格199ドル(約1万5800円)のタブレット型多機能端末を発表するそうです。
アップルのタブレット端末「iPad(アイパッド)」と直接競合するもので、台湾の華碩電脳(アスース)との共同ブランドになるとか。
同関係者によると、同端末は7型画面を備え、グーグルのモバイル用基本ソフト(OS)「アンドロイド」が搭載されるが、機能を拡大した新バージョン(開発名、ジェリービーン)が採用され、そのお披露目にもなる。
27日からサンフランシスコで開催されている同社のグーグルI/Oカンファレンスで発表される。
米IT調査会社、ガートナーによると今年のタブレット市場は販売台数で1億1890万台と前年からほぼ倍増する見込みで、グーグルはタブレット関連売り上げの新たな拡大策を模索している。
しかし、アンドロイドはスマートフォン(高機能携帯電話)市場でこそ50%余りのシェアを押さえているが、タブレットに関してはアイパッドの半分以下にとどまっています。
マイクロソフトも自社ブランドの新機種投入を発表するなど、グーグルへの圧力は強まっています。
グーグルにとってタブレット市場は大きな挑戦です。