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被災地へ視察⑤

玉屋ブログ

--東日本大震災から1年半が過ぎました。復興の状況は・・・
続き・・・・

釜石の奇跡・・・子供たちは助かったのですが・・・

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そのころ防災センターは150~200人の住民でいっぱいとなり市職員は受け入れに追われていた。

突然、女性が「きゃー」と叫んだ。目の前の家が生き物のように動きだした。

「中央さ集まれ」。

誰かが呼びかけた直後、津波が飛び込んできた。 海側の窓ガラスは突き破られ、2階の天井近くまで黒波が襲った。カーテンにしがみつき、顔だけを突き上げて助かった人らが26人。建物内部で63人が遺体で見つかり、今も全体の犠牲者は分からないそうです。

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屋内に入りましたが・・あまりにも辛く悲しいので写真は撮れませんでした。防災センターの入り口には皆さんが作った祭壇や亡くなられた方へのお供え物が沢山飾ってありました。重たい空間の中で、参加者は手を合わせ犠牲者のご冥福を祈ることしかできませんでした。 

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本来の避難所ではない防災センターを地域の方はその防災センターという事だけで避難してしまったそうです。市長は「本来の避難所ではないと強く周知すべき市の責任があった」地域の防災活動になれ合い感覚で指導してきた。もっと避難訓練を真剣に取り組むべきだった」という思いは消えないと話されています。

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