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高校1年の時、夢を見たのお話。

玉屋ブログ

高校1年の時、夢を見た。
それは、夢を見る数ヶ月前にボケはじめて今は老人ホームにいるじいちゃんのとこに行った夢。

ボケてたはずなのに、俺の事わかってるみたいで優しく笑いかけてくれて2人で写真とっ
たり、じいちゃんの昔話とか聞いたりして本当楽しかった。初めて見たじいちゃんの夢。

そこで夢がさめた…。

夜中の2時くらいで、家の中がうるさくて「また親がケンカしてんのかな?」って思っ
た、そしたら母さんが部屋に入ってきて「じいちゃんが…」って。

みんな急いで支度してじいちゃんのトコに向かった。

家から出て数分後に父さんの携帯に電話がきた、「…今逝ったって…。」その時はまだ信
じきれなくて、ただただじいちゃんに会いたかった。

着いたのは老人ホームじゃなくて病院で、もう治る見込みがなかったのかな?ほかにも老
人ホームに入りたい人がいるからって病院にうつされてたんだって。

病院に入ると重い雰囲気…そして、じいちゃんのいる部屋へ案内された。
そこには泣いてる叔母とばあちゃん、看護婦さんとじいちゃん。
じいちゃんしばらく見ないうちに小さくなってた。

涙を流しながら叔母が話しかけてきた、
「じいちゃんね、亡くなる前にあんた達兄弟の名前ばっっっかり呼んでたよ。あんた達に
1番会いたかったんだろうね、あんた達の事1番かわいがってたから。」

そこで初めて涙が流れた、じいちゃんが亡くなったって実感した。

じいちゃんは最後に俺の夢の中へ会いに来てくれたんだね。

あの時間は本当に楽しかったよ。

あの時のじいちゃんの優しい笑顔、まだ覚えてるよ。

会いにきてくれて、ありがとうね。

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