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部活活動のお話。

玉屋ブログ

小学校まで、部活に入っていなかった僕は、中学に入って困ることになってしまった。
あいにくにも、帰宅部のない中学校だったので、なにかしらの部活に入らなければならない。
運動部に入れと、親に言われたおかげで、苦手で嫌いな運動部に入部しないといけなくなってしまったのだ。
とりあえず、提出日がまだだったので、親には「考えて、決めておくよ」と言って家を出た。

いつものように、友達と会って学校へと向かう、徒歩25分、なかなかの距離だ。
青空が無限かのように広がっていた。
遠くでは鳥が鳴いて、隣で友達がしゃべりかける。会話に入っているものの、考えているのは部活のこと。

教室に入った。先生が教室にはいり、朝の挨拶をして、いつも通りのメニューをこなして、一時限目に入る。
毎日の日課だ。
授業の最中も、部活のことを考える。ハァ~とひとつため息をつくと窓から外を見たりもした。
入ろうとして体験入部の際に選んだのは卓球部だ。
他の部活は無理そうで、唯一できそうな部活。
しかし、思ったよりも練習はハードメニューで、直ぐに断念。

次は変わって柔道部。
しかし、意外にいける。
結局は柔道部に入部した。

しかし、部活が始まると、朝早く起きなければならず(朝5時起床)、すぐに嫌になった。
朝の仮病なんて毎回だ。
「頭が痛い」 「お腹が痛い」 「熱があるかもしれない」
毎日のように言った。
しかし、結局は、行かなければならないのだ。
学校が嫌になった、なんで部活なんてあるんだ。と、時には声に出して言ったりもした。
こんなの拷問だよ、とか、友達にも言った。

でも、慣れるにつれると、だんだんと楽しくなってきた。
今でも辛いし、好きじゃない、
でも、嫌いでもなくなった。

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