西日本と北日本では、大気の状態が非常に不安定になり、気象庁は、福岡県に記録的短時間大雨情報を発表した。
これにともない、福岡・筑紫野市は、川の氾濫や土砂災害のおそれがあるとして、市内の全域に避難勧告を出しています。
九州北部では、局地的に猛烈な雨が降っていて、福岡の筑紫野市などでは、午前4時30分までの1時間に、110mmの記録的な雨が降ったとみられます。
西日本では昼前にかけて、北日本では夜にかけて、局地的に1時間に50mm以上の非常に激しい雨が降る見込みで広島でも激しい雨が降り、再び大雨となるおそれがあるそうです。
このため、広島市では22日朝、土砂災害のおそれが高まっているとして、新たに、安佐北区の一部に避難指示を出しています。
西日本や北日本では、これまでの雨で地盤の緩んでいるところがあります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水や氾濫に厳重な警戒が必要です。